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ベトナムの認証翻訳・公証翻訳:外国企業と個人のための完全ガイド

ベトナムで子会社を登記する外国企業であれ、就労ビザを申請…

Ardian Susanto 執筆者
· 1 分で読めます

ベトナムで子会社を登記する外国企業であれ、就労ビザを申請する駐在員であれ、個人の記録をベトナムの当局に提出する個人であれ、いずれの立場であっても、ほぼ確実にどこかの時点で認証翻訳が必要になります。ベトナムの規制枠組みでは、政府機関、裁判所、その他大半の公的機関に提出する外国語の書類には、ベトナム語への認証翻訳を添付することが求められており、逆にベトナムで発行され海外で使用される書類についても同様です。FDI流入の増加と駐在員コミュニティの拡大に伴い、ベトナムにおける認証翻訳サービスへの需要は大きく伸びています。2025年7月の公証制度改革と、2026年9月に発効したベトナムのハーグ・アポスティーユ条約への加盟という、2つの重要な制度変更が現在すでに発効しているなかで、ベトナムの認証翻訳に今何が求められているのかを正確に理解することは、これまで以上に重要になっています。本ガイドでは、外国企業および個人が知っておくべき内容を網羅的に解説します。

認証翻訳と公証翻訳の違いとは

この2つの用語はしばしば混同されますが、その混同は実務上の支障につながります。認証翻訳とは、翻訳者または翻訳会社が、内容が原文の真正かつ完全で正確な訳文であることを証明する文書を添えた翻訳です。この証明は言語的な正確性を保証するものであり、責任を負う翻訳者本人が署名・押印します。ベトナムで認証翻訳を提供する事業者は、省当局に認可された翻訳会社への登録が義務付けられています。

一方、これまでの公証翻訳は、さらに一歩進んだものでした。公証人が、翻訳者の資格に加えて、翻訳文そのものの正確性についても確認していたのです。旧制度(政令第29/2015/NĐ-CP号)のもとでは、この二重の証明によって、公証翻訳は行政手続き上の法的な重みを持っていました。

2025年7月の改革:翻訳の公証はどう変わったか

この2つの用語はしばしば混同されますが、その混同は実務上の支障につながります。認証翻訳とは、翻訳者または翻訳会社が、内容が原文の真正かつ完全で正確な訳文であることを証明する文書を添えた翻訳です。この証明は言語的な正確性を保証するものであり、責任を負う翻訳者本人が署名・押印します。ベトナムで認証翻訳を提供する事業者は、省当局に認可された翻訳会社への登録が義務付けられています。

一方、これまでの公証翻訳は、さらに一歩進んだものでした。公証人が、翻訳者の資格に加えて、翻訳文そのものの正確性についても確認していたのです。旧制度(政令第29/2015/NĐ-CP号)のもとでは、この二重の証明によって、公証翻訳は行政手続き上の法的な重みを持っていました。

2025年7月の改革:翻訳の公証はどう変わったか

2025年7月1日、政令第104/2025/NĐ-CP号(政令第29/2015/NĐ-CP号を改正・置き換えるもの)の施行に伴い、画期的な変更が発効しました。この改正はベトナムの公証制度を大きく見直すものです。翻訳の利用者にとって最も重要な変更は次の点です。公証人はもはや翻訳の正確性を証明しません。新しい制度のもとでは、公証人は翻訳者の署名のみを証明します。つまり、その署名が登録された翻訳者本人のものであることを確認するにとどまり、翻訳の品質や完全性については何ら証明を行いません。

この変更は、実務上、大きな意味を持ちます。公証人の押印は、もはや翻訳内容そのものの品質を保証する仕組みではありません。現在では、純粋に本人確認の機能を果たすのみです。その結果、翻訳者の資格と実績がこれまで以上に重要になっています。翻訳の正確性を確認する第二の機関が存在しなくなったためです。ベトナムの当局に書類を提出する外国企業や個人にとって、この変化は、資格を持つ登録翻訳者を選ぶことこそが、最も重要な防御策であることを意味しています。

Who Needs Certified Translation in Vietnam?

The need for certified translation Vietnam services spans a wide range of users and situations. Understanding which category applies to you helps determine the precise type of certification required.

For Foreign Businesses and Investors

ベトナムで認証翻訳が必要となるのは誰か

ベトナムにおける認証翻訳の需要は、幅広い利用者と状況にまたがります。ご自身がどのカテゴリーに該当するかを把握することで、必要な認証の種類を正確に判断できます。

外国企業・投資家の場合

ベトナムで事業を展開する、またはベトナムへの進出を予定する外国企業は、複数の場面で継続的に認証翻訳を必要とします。

  • 会社設立登記: 定款、株主名簿、取締役会決議、委任状といった、外国語で作成されたすべての設立関連書類を、計画投資省(あるいはその後継機関)への提出に向けてベトナム語に翻訳する必要があります。
  • 投資登録: 投資登録証明書(IRC)の取得を目指す外国人投資家は、外国原本のすべての裏付け書類について、認証されたベトナム語訳を提出しなければなりません。
  • 規制関連の届出: 銀行、保険、製薬、電気通信、教育といった業種固有のライセンスには、翻訳・認証された裏付け資料が求められます。
  • 契約の締結: ベトナムの国有企業や多くの民間の取引先との契約には、正確に翻訳され、認証されたベトナム語版が必要となります。
  • 法的手続き: ベトナムの裁判所や仲裁手続きに関わる外国当事者は、すべての外国語の証拠や企業関連記録について、認証翻訳を提出しなければなりません。

したがって、企業向けの法務翻訳は、一度限りの要件ではなく、ベトナムで事業を行う外国企業にとって継続的な業務上のニーズです。

外国人・個人の場合

個人の利用者は、ベトナムにおける認証翻訳市場の中でも最大のセグメントを占めています。主な必要場面は次のとおりです。

  • 就労ビザ: 外国人労働者は、大学の学位証明書、専門資格証明書、関連する職歴記録について、認証翻訳を労働当局に提出する必要があります。
  • ビザ・滞在許可: ビザ申請や一時居住カードの更新には、パスポート、財務記録、身元保証書の認証翻訳がしばしば求められます。
  • 婚姻登記: ベトナム国民と結婚する外国人は、出生証明書、パスポートの身分事項ページ、独身証明書の認証翻訳を提出する必要があります。
  • 大学入学: ベトナムの大学や専門課程に出願する留学生は、成績証明書や卒業証書の認証翻訳を提出します。
  • 他国への移住: ベトナム国民や長期滞在の外国人が、出生証明書、婚姻証明書、裁判記録といったベトナム語の書類を、USCIS(米国移民局)を含む外国の大使館や移民当局に提出するために、認証翻訳を必要とすることも少なくありません。

認証翻訳が必要な書類とは?完全リスト

以下のカテゴリーは、企業・個人いずれの用途においても、最も頻繁に翻訳が求められる書類の種類を示しています。

個人・戸籍関連書類

  • パスポートおよび国民identityカード
  • 出生証明書
  • 婚姻証明書および離婚判決書
  • 死亡証明書
  • 無犯罪証明書(犯罪経歴証明)
  • 独身証明書
  • 医療記録および健康診断書

学歴・専門資格関連書類

  • 大学の学位証明書・卒業証書
  • 成績証明書
  • 専門資格証明書(教員資格、技術士免許、医療従事者登録など)
  • 職歴証明書・推薦状

企業・法務関連書類

  • 定款・会社設立証書
  • 投資登録証明書・事業許可証
  • 取締役会決議書・委任状
  • 商業契約書・合弁契約書
  • 財務諸表・監査報告書
  • 裁判所命令・判決・仲裁判断

上記のいずれについても、公式な翻訳および認証された書類翻訳は、ベトナムの法令上の要件を満たす資格を持つ認証翻訳者によって提供されなければなりません。個人、学歴、企業のいずれの正式提出向けであっても、書類翻訳には、登録された認証翻訳者の押印と署名が必要です。機械翻訳ツールによる訳文を含め、認証を受けていない翻訳は、いかなる公的目的であっても、ベトナムの当局には受理されません。

ベトナムのアポスティーユ条約:2026年9月から何が変わるか

ベトナムにおける認証翻訳に影響を与える、最も重要な制度変更の一つが、ハーグ・アポスティーユ条約への加盟です。この条約は、2026年9月11日にベトナムについて発効しました。

アポスティーユ条約が外国書類にもたらす意味

この発効日より前は、ベトナムで使用することを目的とした外国の公文書は、原産国での公証、その国の外務当局による認証、そしてベトナムの大使館または領事館による認証という、複数段階の領事認証(レガリゼーション)プロセスを経る必要がありました。このプロセスは、時間がかかり、費用も高く、行政上の負担も大きいものでした。

アポスティーユ条約のもとでは、米国、EU全加盟国、英国、中国、日本、韓国、オーストラリアを含む129の締約国の書類は、その代わりに、発行国の権限ある当局が発行するアポスティーユ証明を付すことができます。ベトナムの当局は、このアポスティーユ証明を、従来の領事認証プロセス全体の代わりとして受理し、費用と処理期間を大幅に削減します。

外国人および外国企業にとって、締約国発行の書類については、アポスティーユを用いたベトナム語翻訳のワークフローが、これまでよりもかなり簡素になりました。たとえば米国発行の出生証明書は、もはや米国国務省とベトナム領事館の双方を経由する必要はなく、該当する州務長官によるアポスティーユのみで足ります。

アポスティーユが変えないもの:認証翻訳は引き続き必要

アポスティーユ条約が何を変え「ない」のかを理解することも重要です。アポスティーユは、書類の発行元とその権限を証明するものであり、翻訳を行うものではありません。アポスティーユが付されているか、あるいは領事認証を経ているかにかかわらず、外国語の書類をベトナムの当局に提出するには、依然としてベトナム語への認証翻訳が必要です。

2026年9月以降、アポスティーユ加盟国発行の書類の多くについて、実務上のワークフローは次のようになります。発行国でアポスティーユを取得する → ベトナムで認証翻訳を行う → ベトナムの当局に提出する。領事認証のステップは不要になりましたが、認証翻訳のステップは変わらず必要です。したがって、アポスティーユ導入後のプロセスを正しく理解している専門の翻訳事業者に相談することが、手続き上の遅延を避けるために不可欠です。

ベトナムで認証翻訳を提供できるのは誰か

ベトナムの法令は、公的目的で認証翻訳を提供する翻訳者について、具体的な資格要件を定めています。

ベトナム法上の資格要件

現行制度のもとでは、認証翻訳を行う翻訳者は、少なくとも対象となる外国語に関する学士号、または翻訳学における公認資格を有している必要があります。また、関連する省当局に登録され、認証翻訳の発行を認められた翻訳会社に所属していなければなりません。

2025年7月の改革により、翻訳者登録の重要性はさらに高まりました。公証人がもはや翻訳の正確性ではなく翻訳者の署名のみを証明する以上、登録された翻訳者が翻訳の正確性について全面的な専門的責任を負うことになるためです。未登録または無資格の翻訳者に依頼することは、たとえ両言語に堪能な人物であっても、法的リスクを生じさせます。無資格の翻訳者が認証した書類は、ベトナムの当局によって却下、保留、あるいは異議申し立ての対象となり得るためです。

ベトナムで認証翻訳サービスを選ぶ際は、必ず次の点を確認してください。提供事業者が認可を受けた翻訳会社であること、その翻訳者が必要な学歴要件を満たしていること、そしてその認証印が、ご自身の用途に応じた関連当局(計画投資省(あるいはその後継機関)、労働省、裁判所、その他の機関)に受理されるものであることです。2025年7月以降の制度のもとでは、ベトナムにおける認証翻訳の品質は、公証人ではなく、もっぱら登録された翻訳者にかかっています。

ベトナムで認証翻訳を取得する方法:ステップ・バイ・ステップ

認証翻訳を取得する手順は、原本が外国発行のもの(ベトナムでの使用が目的)か、ベトナム発行のもの(海外での使用が目的)かによって、若干異なります。一般的な流れは次のとおりです。

ステップ1:原本を準備する。 翻訳が必要な原本を揃えます。ベトナムで使用する外国書類については、発行国がアポスティーユ条約の締約国かどうかを確認し、ベトナムへ書類を送付する前にアポスティーユ証明を取得してください。非締約国の場合は、まず通常の領事認証プロセス一式を完了させる必要があります。

ステップ2:認可を受けた翻訳事業者に依頼する。 ご自身の書類の種類と言語の組み合わせに対応する資格を持つ翻訳者が在籍する、ベトナムの登録翻訳会社を選びます。鮮明なスキャンデータまたは原本を提供してください。

ステップ3:翻訳と認証。 担当の翻訳者が翻訳を完成させます。翻訳内容はレビューを経たのち、責任を負う認証翻訳者が署名・押印します。2025年7月以降、翻訳者の署名について公証(一部の届出で必要)も必要な場合は、これは翻訳作業とは別のステップとして、公証役場で行われます。

ステップ4:関連当局への提出。 翻訳・認証済みの書類を、原本(および該当する場合はアポスティーユまたは認証の証明)とともに、関連するベトナムの当局に提出します。

標準的な認証翻訳の納期は、一般的な個人書類であれば2〜5営業日、複雑な企業・法務関連記録であれば5〜10営業日が目安です。多くの登録事業者では、急ぎの対応も可能です。

ベトナムにおける認証翻訳の費用

公証翻訳サービスおよび認証翻訳の料金は、事業者の種類、言語の組み合わせ、書類の複雑さ、そして翻訳者の署名の公証が別途必要かどうかによって異なります。

一般的な市場の目安は次のとおりです(各事業者に確認することをお勧めします)。

  • 標準的な個人書類の認証翻訳(出生証明書、パスポート、卒業証書など):1ページあたりVND 150,000〜350,000(約6〜14米ドル)
  • 法務・企業関連書類の認証翻訳:技術的な複雑さに応じて1ページあたりVND 300,000〜700,000
  • 翻訳者の署名の公証を伴う認証翻訳:公証手続きの分として、書類1件あたりVND 50,000〜150,000を追加
  • アポスティーユを伴うベトナム語翻訳のワークフロー(認証取得サポートを含むフルサービス):プロジェクトの範囲に応じて個別見積もり

移民手続き向けの翻訳、特にベトナム語から英語へのUSCIS提出用認証翻訳については、米国内の事業者が1ページあたり25〜50米ドルを請求するのが一般的ですが、納期や品質の一貫性は事業者によって差があります。

Viettonkinのベトナムにおける認証翻訳サービス

Viettonkinは、個人向けの各種書類から、企業・投資家向けの複雑な法務・企業関連記録まで、ベトナム全土で認証翻訳サービスを提供しています。当社の翻訳者は、ベトナム法が求める学歴要件を満たし、関連する省当局に登録されており、当社が提供する認証翻訳がベトナム全土の政府機関に受理されることを保証しています。

対応言語、書類の種類、対応拠点

当社は、ベトナム語と英語、韓国語、日本語、フランス語、ドイツ語、中国語、その他の言語との間で、主要な言語の組み合わせすべてにおいて認証翻訳サービスを提供しています。対応する書類は、本ガイドで解説した個人、学歴、企業関連の記録の全範囲に及びます。

ハノイ、ホーチミン市、ダナンのお客様にご対応しており、これらの都市以外のお客様にはオンラインでの書類受付も行っています。ハノイまたはホーチミン市で当日または翌日納品の認証翻訳をご希望のお客様には、専任のプロジェクト管理体制による特急サービスをご用意しています。

当社のチームは、2025年7月の公証制度改革、および2026年9月のアポスティーユ条約の変更についても常に最新の情報を把握しており、お客様の書類の種類と提出先の当局に応じた正しいワークフローをご案内し、手続きに漏れが生じないようサポートします。

よくあるご質問(FAQ)

2025年7月以降、ベトナムにおける認証翻訳と公証翻訳の違いは何ですか?

2025年7月1日以降、ベトナムの公証人は、翻訳の正確性ではなく、翻訳者の署名を証明します。認証翻訳(翻訳者本人が署名・押印したもの)は、大半の公式な提出において、引き続き標準的な要件です。翻訳者の署名の公証は、一部の当局において必要となる追加のステップです。ご自身のケースにどちらが該当するかは、翻訳事業者にご確認ください。

ベトナムでの認証翻訳の前に、領事認証は必要ですか?

2026年9月11日以降、米国、EU、英国、日本、韓国を含むアポスティーユ条約締約国発行の書類については、アポスティーユ証明のみで足り、領事認証一式はもはや不要です。非締約国発行の書類には、引き続き通常の認証プロセス全体が必要です。認証プロセスの経路にかかわらず、認証されたベトナム語翻訳は必要です。

ベトナムの書類翻訳に関する要件は、2025年から2026年にかけて大きく変化しました。出生証明書の認証翻訳であれ、企業関連記録の翻訳であれ、事業取引のためのアポスティーユと翻訳を組み合わせたワークフローであれ、Viettonkinの認証翻訳チームがサポートいたします。無料相談と当日中のプロジェクト見積もりについては、ぜひお問い合わせください。

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執筆者

Ardian Susanto

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